バラの一番花が終わる頃になりました。
花後剪定のタイミングを迎えましたが、バラは咲いて終わりではなく、次の準備が大切です。
花がらの整理や施肥などの管理がありますが、「どこを切ればいい?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
わたしも最初は、「切りすぎて枯れたらどうしよう」と切るのが怖かったです。
ここでは、わたしが実践しているバラの花後剪定をまとめました。
花後は「花だけ切る」では足りないことも
わたしはいつも、花が終わったタイミングで花首をポキっと折るようにして摘んでいます。

ただ、花首だけを摘んで終わりにすると、あとあと枝葉が込み合って蒸れに繋がったり、誘引整理も難しくなります。
花だけ摘んで終わりにせず、5枚葉の上で枝ごと切り戻しています。
あわせて、内向き枝や細い枝を取って、風通しが良くなるようにします。
👉初夏は枝葉が一気に混み合いやすく、蒸れ対策も重要になってきます。
梅雨前に少し整理|うちの庭で今やっている蒸れ対策
わたしのバラの花後剪定
ズボラで覚えるのが苦手なわたしは、ざっくりとした花後剪定をまとめました。
外向き芽+5枚葉の少し上で切る
まずは株の外側に向いた芽を探します。

外側に向いた芽を残して、枝を外側に伸ばしていきたいからです。
外向き芽をみつけたら、その上の5枚葉の少し上で切るようにしています。
バラによっては芽がなかったり、いい位置に外向き芽がなかったりもするので、ここは厳密でなくても大丈夫です。
内向き枝、交差枝などを切る
この時期は、枝や葉が混み合って風通しが悪くなりがちです。
枯れ枝や、株の流れに逆らう枝、細い枝を枝の根本から切ってしまいます。
内向き枝
中心部に向かって伸びる枝は、流れに逆らって枝葉が込み合うので切ってしまいます。

交差枝
枝が交差していると葉っぱが込み合って風通しが悪くなります。
シュートは基本残す
この季節に出てくる元気の良い若い枝。
これから主枝候補になる枝なので、基本は残すようにしています。
内向き、交差しそう、明らかに邪魔になる位置から出てきているときは根元から切ってしまいます。
👉花後の追肥や害虫対策など、一番花後にやっている全体管理はこちらにまとめています。
バラの一番花の時期にやること|追肥・害虫対策・シュート管理まとめ
仕立て直す
花後は枝の位置を見直すタイミングでもあります。
支柱やトレリスを使っている場合は、仕立て直しながら作業しています。
新しいシュートも出てきているので、将来シュートに葉が茂るところをイメージして位置を決めています。
混み合ってきたら細い枝、弱そうな枝を抜いて整理します。
初夏は「咲かせる」より「夏に弱らせない」
春にたくさん花を咲かせたバラは、栄養を使っいきって疲れている状態です。
これから少し回復しながら、暑い夏を越していくイメージだと思います。
花を咲かせたままで終わりにしてしまうと、枝葉が茂って風通しも悪く、蒸れて病気や害虫の原因となってしまします。
夏前に少し整理して、夏に弱らせないようにしています。
👉夏前の肥料も、「たくさん咲かせる」より「夏に弱らせない」を意識しています。
夏前最後の肥料はいつまで?うちの簡単施肥ルール
バラは意外と強い
最初のうちは「切りすぎ」が怖くて、思い切って切るのはなかなか難しいかもしれません。
一番花の後は、新芽が動く時期で生育が旺盛な頃なので、多少整理しても回復しやすいとき。
葉が全体の半分くらい減っても、意外とすぐに回復します。
これからの季節は切って失敗するよりも、病害虫のほうが危険なとき。
風通しを良くして、病害虫を予防するほうが安全です。
👉葉を整理すると水切れが心配になりますが、初夏は水管理もかなり大切な時期です。
初夏の水やり|失敗しない頻度と時間帯
まとめ
初夏の花後剪定は、これからの季節を乗り切るための大切な作業です。
はじめは少し勇気が必要ですが、多少切ってもバラは意外と丈夫であることもわかってきました。
一度病害虫が入ってしまうと、周りの植物にも影響が出る可能性もあるので、病害虫予防優先の管理をしています。
最初から完璧な形にしようとしなくても大丈夫です。
難しく考えずに、「5枚葉の上で切る」を意識するだけでも、意外と簡単に整理できます。

