風通しをよくする方法|蒸れ・病気を防ぐ庭の整え方

こんもりして元気そうに見えるけど、実は風通しが悪くなっていることもあります。

見た目だけでは気づきにくいですが、そのままにしておくと蒸れや病気の原因になることも。

風通しが悪いとどうなる?

風通しが悪い状態が続くと、植物にさまざまなトラブルが起きやすくなります。

まず起こりやすいのが、蒸れです。
空気が動かず湿気がこもることで、葉や株元が乾きにくくなります。

この状態が続くと、カビなどの病気が発生しやすくなります。
特に春から初夏にかけては、気温と湿度が上がるため注意が必要です。

さらに、湿った環境は害虫も好むため、アブラムシやナメクジなどが発生しやすくなります。

一見すると元気に見える状態でも、内側では環境が悪くなっていることも少なくありません。

こうしたトラブルを防ぐためにも、風通しをよくしておくことが大切です。

蒸れについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
春の蒸れ対策|こんもり元気そうが危ない?初心者がやりがちな失敗と今すぐできる対策

風通しが悪くなりやすい環境

では、どんな状態が風通しを悪くしてしまうのでしょうか。

・株元が見えない
株元が見えないくらい繁っている状態です。
湿気がこもりやすく、病気や害虫の原因になります。

葉が混み合って株元が見えない状態。風が通らず、蒸れやすくなります。

・葉が密集
葉が重なり合って密集している状態です。
空気が動かなくなり、蒸れやすくなります。

葉が内側で重なり合い、風が通りにくい状態です。

・雑草だらけ
株元に雑草が生えていると、風の通り道がふさがれてしまいます。
植物と一緒に密集することで、さらに蒸れやすくなります。

雑草が増えて株元が埋もれている状態。風の通り道がふさがれ、蒸れやすくなります。

ひとつでも当てはまる場合は、少し整えて風通しをよくしてあげるのがおすすめです。

風通しを良くするコツ

蒸れや病気を防ぐには、風通しを良くしてあげることが大切です。
株元に風の通り道を作ってあげるイメージをもつと、ムレも改善されて、病害虫の発生も抑止されます。

具体的に風通しを良くするためのひと手間をまとめました。

・間引く

はじめのうちは「まだお花が咲いていてもったいない」、「抜いてしまったら弱って枯れてしまうのでは」と思うこともありました。
でも、ここは思い切って間引いてあげたほうが植物のためです。

内側で混み合っている部分から優先して整えると、風が通りやすくなります。

左:間引く前(葉が混み合い、株元が見えない状態)
右:間引いた後(株元に風が通るように整えた状態)

混み合っている葉や茎を少し取り除いて、株元が見える状態にします。
株元が見えるようになるだけでも、風通しがよくなり、蒸れを防ぐことにつながります。

目安としては、全体の2〜3割程度までなら問題ありません。

思い切って整えることで、株元に風が通りやすくなり、蒸れや病気の予防にもつながります。

一度にやるのが不安な場合は、まずは軽く整えるところから始めても大丈夫です。

・雑草を取る
雑草も一緒に密集してしまうと、風の通り道がふさがれてしまいます。

株元、株周りの雑草や枯れ葉、落ち葉などをきれいに取ってしまうと、風通しも良くなり、病害虫が潜む場所もなくなります。

・水やりを見直す
土が常に湿っている状態は、蒸れの原因になります。

特に春は成長が早いぶん水をあげたくなりますが、土の表面が乾いてから水やりをするようにすると安心です。

湿気がこもらないように、水やりの頻度も見直してみましょう。

⑥:まとめ
春は植物が一気に成長するぶん、風通しが悪くなりやすい時期でもあります。

こんもりして元気そうに見えても、内側では湿気がこもり、蒸れや病気、害虫の原因になっていることもあります。

どれも難しい作業ではなく、少し整えるだけで風通しは大きく変わります。
まずは「株元が見えるかどうか」だけでもチェックしてみてください。

これからの時期は、湿気を好むナメクジや、急に増えるアブラムシなどの害虫も増えてきます。

それぞれの対策については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
→ ナメクジ対策はこちら
ナメクジ対策はこれでOK|花が食べられる前にやるべきこと

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