春から初夏になると、急に増え始めるクロウリハムシ。
小さな苗や柔らかい葉がボロボロになって困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
うちも毎年見かけますが、ある年は大量発生して、庭のあちこちで食害が出ました。
いくつかの薬剤を試したり、庭環境を見直したりしながら、今は「増えにくい環境づくり」も意識するようになっています。
今回は、実際にやっているクロウリハムシ対策をまとめます。
※虫の画像が出てきます。苦手な方はご注意ください。
クロウリハムシってどんな虫?
クロウリハムシは、ウリ科を好んで食害する、黄色いウリハムシの仲間で、黒い羽とオレンジ色の頭が特徴です。
柔らかい新芽が出る、春〜初夏に増えやすく、葉だけでなく花まで食べつくしてしまいます。
ウリ科がなくても発生することがある
ウリ科を好むウリハムシたちは、ウリ科の植物がある近くで繁殖しやすいようです。
菜園にキュウリやかぼちゃを毎年植えていたり、近くにカラスウリがあったりする環境はとくに注意が必要です。
被害がでるのはウリ科だけではなく、キキョウやカスミソウの柔らかい葉も食べてしまいます。

実際に被害があった植物
うちで実際に被害があった植物をまとめてみました。
ウリ科の野菜だけでなく、花壇の花も被害に遭いました。
キキョウ
キキョウの新芽が出はじめると、毎年クロウリハムシがやってきます。
はじめのうちは、柔らかい新しい葉を食べるようですが、花が咲いたら花も食べてしまいます。
まだ芽が出てすぐの小さい苗は、放置しておくと全部食べられてしまうこともあるようです。

カスミソウ
気づいた時には葉が黄色く枯れたように見えました。
はじめは水切れで枯れてしまったのかと思いましたが、よく見ると…
なんと10匹以上のクロウリハムシがいたんです。

集団でやってきて、あっという間に枯れてしまいました。
大量発生した時にやったこと
この年は、とにかくたくさんクロウリハムシが出て困りました。
まだウリ科の野菜を植える前だったので、その前にどうにか数を減らしておきたいと思い、いろいろ試してみました。
殺虫剤で対応
ボロボロになったカスミソウは、即効性のある殺虫剤を使用しました。
家庭でも簡単に使えるスプレータイプの殺虫剤です。
とりあえず、手持ちの殺虫スプレーのうち、ベニカXファインスプレーを使用しました。
使用後暫くすると効果が現れました。
カスミソウの株元にクロウリハムシが落ちているのを確認できました。
当時は家にあったベニカXファインスプレーを使って対処していました。
後から調べてみると、初期発生の予防にはファインスプレー、既にハムシの食害が出ている場合はベニカXネクストスプレーのほうが向いているということがわかりました。
ただ、イタチごっこ状態だった
殺虫スプレーは、即効性はありますが、暫くすると数は減っているもののまた出てきました。
「同じ殺虫スプレーを使い続けると耐性がついてくる」と聞いたことがあるので、ベニカファインスプレーと花いとしを交互に使いました。
やはり即効性はありますが、また暫くすると出てくるのイタチごっこ状態でした。
完全にゼロにはなりませんでしたが、数は減ったと思います。
小さい苗は物理的に守るのも効果的
特に植え付け直後の小さい苗は、クロウリハムシの被害を受けやすいです。
柔らかい葉が一晩で穴だらけになることもあります。
うちでは、小さい苗にはペットボトルを半分に切った簡易カバーを使ったり、市販の苗カバーを使うこともあります。
👉小さい苗のうちはドーム型の苗カバーがあると便利です。
夏野菜では、行燈支柱や防虫ネットをかけて守る方法もよく使っています。
今年もかぼちゃの小さな苗が、あっという間にウリハムシだらけになってしまったので
慌てて行燈支柱で対策しました。

右:培養土が入っていた袋を半分に切って、行燈支柱にしました
小さな苗は、こうした物理的に保護することがいちばん効果的かもしれません。
👉ウリハムシの被害と対策はこちらの記事にまとめています。
ウリハムシ対策|苗を守る方法【夏野菜を植える前に】
まとめ|完全駆除より「早めに対処」を意識
クロウリハムシは、一度増えるとなかなか厄介な虫です。
特に柔らかい新芽や、小さい苗はあっという間に食べられてしまうこともあります。
クロウリハムシは、周囲の環境にも影響されやすい虫だと思います。
近くにカラスウリや雑草が多い場所があると、庭だけ対策しても完全に減らすのは難しいと感じます。
とはいえ、周囲の環境まで変えることはできないので、「早めに見つけて対処する」ことが重要だと思ってます。
被害が広がりすぎる前に対処して、増えすぎないように様子を見るようにしています。

