季節の手しごとを楽しむ|うちの梅しごとと保存食づくり

初夏の手仕事について、青梅の画像 季節の愉しみ

今年もスーパーに梅が並ぶ季節になりました。
保存瓶を出してくると、「今年も梅しごとの季節だな」と感じます。

梅にらっきょう、新しょうが。
初夏は保存しごとが楽しい季節です。

わたしなりに、手を抜きながら続けている初夏の手しごとをまとめてみました。
難しそうに感じますが、「完璧」を目指さなければ意外と簡単にできるんです。

わたしの梅しごと

梅しごとをはじめてまだ5年くらいですが、この季節になると当然のように梅を買い求めるようになりました。

何も知らずにはじめてみましたが、梅の種類を知っているだけでも、もっと自分好みの味が作れたんじゃないかな、と感じます。

小梅、青梅、完熟梅、何が違う?

地域によるかもしれませんが、まずはじめにスーパーに出てくるのは小梅です。
小さな青い梅で、カリカリ梅などを作るのに最適です。

次に出始めるのが青梅。
少し大きめのまだ青い梅になります。
梅酒などを作るのに適しています。
わたしは、少し追熟させて黄色くなりはじめたものを梅干しにしています。

最後に出てくるのが完熟梅。
黄色く熟れてきた梅で、シロップ漬けやジャムなどに向いています。

うちの梅しごと

うちでは毎年どこかから梅を貰ったり、買ったりして梅しごとを楽しんでいます。

梅干しや梅酒など梅で作るものはいろいろありますが、毎年作っているのは梅シロップです。

夏の暑い日の庭しごと後には、梅シロップで作ったドリンクがいちばん!
酸っぱさが体にしみる感じがして、庭しごと後に飲みたくなります

作り方もいちばん簡単なので、はじめての梅しごとにはピッタリです。

梅酒と梅シロップ
はじめて漬けた梅酒(左)と梅シロップ(右)

面倒なヘタ取り作業も、ゆっくり落ち着く時間に

梅しごとのいちばん面倒な作業、それが最初の「ヘタ取り」かもしれません。

梅の実の上の方のくぼみについている「ヘタ」をチマチマ取っていく作業です。

わたしはこの作業を、ゆっくり座って、お茶でも飲みながら、音楽でも聴きながらゆっくりやっています。
この時間が意外と落ち着く時間になるんです。

ヘタを取って、さっと水で洗ったら水分をしっかりとります。
わたしは1つ1つ拭く作業が面倒なので、ザルに入れて、半日ほど天日干しします。

もうひとつ、面倒な作業、保存瓶の消毒です。
ズボラなわたしは、スプレー容器に入れたホワイトリカーを、シュシュっと吹きかけるだけです。

簡単に作れる梅シロップ

梅シロップはとにかく作り方が簡単なので、まずはじめの梅しごとには梅シロップを選ぶと良いと思います。

準備する物

  • 青梅~熟しはじめた梅 1㎏
  • 氷砂糖…1㎏
  • リンゴ酢…100ml


準備する梅は、青梅~熟れ始めの梅、小梅でも作れます。
青い梅だとスッキリ、熟すにつれて甘い香りとまろやかな風味になります。

ただし、熟し過ぎた柔らかい梅は、発酵したり梅の実が崩れたりしやすいので、固い梅のほうがおすすめです。

最近ではネットでも梅の実が販売されていますので、近くのスーパーで売ってなかったり、完売してしまっていたらネット販売も活用してみてください。

👉冷凍タイプの梅は、作りたいときに作れる、エキスが出やすいなどのメリットがあります。

梅はヘタを取るときに、つま楊枝で数か所刺して穴をあけておくと、エキスが出やすくなります。

わたしは洗って水分を取ったあと、ビニール袋に入れて冷凍しています。

氷砂糖
梅シロップに氷砂糖を使うのは、ゆっくり溶けることで、梅の水分や香りを少しずつ抽出します。
すぐ溶ける上白糖などは、急に水分が出ることで発酵しやすくなるとも言われています。

ただ、上白糖やきび砂糖、黒糖などでも作れるし、風味が変わるのでいろいろ試して味を比べてみるのもいいかもしれません。

はじめての方には、失敗しにくい氷砂糖がおすすめです。

リンゴ酢
今回はリンゴ酢としましたが、米酢や穀物酢でも作れます。

保存瓶
梅1㎏分のシロップ漬けには3ℓから4ℓの密閉する保存瓶を使います。

わたしは、いろんなサイズの保存瓶を使い分けています。
梅シロップに使う保存瓶はこんなタイプの保存瓶を使っています。

作り方

冷凍した梅を使う場合は、凍ったままの梅を使います。

1.殺菌した保存瓶の底に氷砂糖を、底がみえなくなるくらい入れます
2.氷砂糖の上に乾いた梅を入れます
3.氷砂糖と梅を交互に入れて、いちばん上には氷砂糖がくるように入れてしまいます
4.最後にリンゴ酢を入れて蓋を閉めます
5.冷暗所で保存し、氷砂糖が全部溶けたら飲み頃です。

たまに瓶を傾けたり、振ったりしながら混ぜると、全体が馴染んでくれます。

保存瓶に入った梅シロップ、シークワーサーシロップ、ジューンベリーシロップ、ブルーベリーシロップ
梅シロップと、庭の果実で漬けたシロップたち
左から:梅シロップ、シークワーサーシロップ、ジューンベリーシロップ、ブルーベリーシロップ

飲むときには水や炭酸で割って飲みます。


わたしは毎年、この時期になると保存瓶を出してきて、
「今年は何を作ろうかな」と考えるのが楽しみになっています。

梅しごとや保存食づくりを始めるきっかけになったのが、『天然生活の家仕事ごよみ』という本でした。

梅やらっきょうの他、ジャム、ふき味噌、干しいもなど、季節ごとの手しごとが載っていて、
手を動かす時間が、気持ちのリセットにもなるんだなと思えた一冊です。


天然生活の家仕事ごよみ【電子書籍】

梅以外の初夏の手しごと

初夏はいろんな手しごとがあって、楽しい季節です。
わたしが試したことがある手しごとを、いくつかご紹介します。

らっきょう漬け

保存瓶に漬けたらっきょうの甘酢漬け
漬けたばかりのらっきょうの甘酢漬け

実はわたし、数年前まではらっきょうが嫌いでした。
今でもそのままらっきょうを食べる、というのは苦手なんですが
手作りのらっきょうの甘酢漬けで作ったタルタルソースが絶品なんです。

だから、2年に1度、タルタルソースのためにらっきょうを漬け込んでいます。

下処理は少し面倒ですが、これも何も考えない心をリセットする時間にしています。

うちでは、だいたいらっきょう1㎏分が2年分です。
らっきょう漬けと梅干しを交互に作ってる感じです。

しょうがで作るガリと紅生姜

保存瓶に入った手作りのガリと紅生姜
手作りのガリ(左)と手作りの紅生姜(右)

うちでけっこう人気なのがガリと紅生姜です。

ガリは焼サバ寿司に、紅生姜はお好み焼きに重宝しています。

たくさん使うものではないので、小さな保存瓶に漬け込んでいます。

👉キルナーの保存瓶は、125mlから3ℓまでとサイズが豊富なうえ、ゴムパッキンが丸洗いできるので衛生的です

まとめ

今回は食べるものを中心にご紹介しましたが、ドクダミを使った化粧水や、乾燥よもぎを衣類の防虫剤にしたりと、昔ながらの生活の知恵があります。

ちょっと手間はかかるけど、その手間を「楽しむ時間」と感じて暮らしていきたいと思います。

日々忙しくしていても、少しだけゆとりの時間を作って、何も考えずに作業する時間があると、気持ちもリセットされるような気がします。

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