先月、アフリカンブルーバジルの小さな苗をいただきました。
わが家では昨年に続き、2回目のアフリカンブルーバジルです。
食用ではなく、いつか「ブルービー」が来てくれたらいいな、と思いながら育てはじめました。

「バジル」と名前がついていますが、普段よく見るスイートバジルとは少し違います。
「アフリカンブルーバジル」という名前を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。
初めて育てる植物は、植える場所や育て方など、意外と迷うことが多いものです。
私も実際に、
- どれくらい大きくなるのか
- 花壇と鉢植え、どちらが向いているのか
- 西日は大丈夫なのか
など、植える前にいろいろ悩みました。
そこで今回は、アフリカンブルーバジルを植える前に迷ったことや、実際に育てて感じたことをまとめてみます。
スイートバジルとの違い
普段わたしたちに馴染みのあるバジルは、一年草として食用に育てられることが多い植物です。
一方、アフリカンブルーバジルは非耐寒性の多年草で、観賞用として育てられています。
普通のバジルのように収穫を楽しむというより、花や株姿を楽しむ植物という印象です。

花も長く咲き、夏の間はミツバチなどもよく集まります。
わが家では、ハーブというより「夏の花壇植物」のような感覚で育てています。
植える前に知っておきたいこと
アフリカンブルーバジルは、とても生育旺盛で大きくなる植物です。
紫蘇のような花穂や、紫がかった茎と葉も特徴的で、カラーリーフ感覚でも庭に取り入れやすいと思います。
また、暑さにも非常に強く、真夏に花が少なくなる時期でもしっかり存在感があります。
普通のバジルのように「収穫を楽しむ」というより、花や株姿を楽しむ植物という印象です。
暖地では、霜に注意すれば、軒下や室内で冬越しにチャレンジできることもあります。
思ったよりも大きくなる
アフリカンブルーバジルは、想像以上によく茂ります。

わたしは行燈支柱で広がるのを抑えました
地植えでは1m近く育つこともあり、横にも広がるため、植え場所は少し余裕を見ておくと安心です。
昨年うちでは鉢で育てましたが、それでも夏にはかなり存在感が出ました。
茎がよく枝分かれし、花穂も次々と立ち上がるため、実際の大きさ以上にボリューム感があります。
花壇で育てる?鉢植えにする?
昨年はじめてアフリカンブルーバジルを植えたときは、サイズ調整がしやすいかなと思い、鉢植えにしました。
アフリカンブルーバジルは、鉢植えでも地植えでも育てることができます。
ただ、育ち方にはかなり差があるので、簡単にまとめてみます。
地植え向き
- 夏に寂しくなりやすい場所
- ナチュラルガーデン
- 宿根草花壇
暑さに強いアフリカンブルーバジルは、生育旺盛で開花期間も長く、夏の庭の「主役」になれるタイプです。
ただ、思った以上に大きく育つので、植える場所にはある程度ゆとりが必要だと思います。
鉢植え向き
・サイズ感がよくわからない
・花壇にスペースがない
・まずは試しに育ててみたい
鉢植えは、切り戻しや移動がしやすく、梅雨時期や冬越しの管理がしやすいのがメリットです。
一方で、生育旺盛なぶん水切れも早く、真夏は水やり頻度が増えやすいと思います。
👉初夏は水やりも難しい時期、ぐったりする鉢植えの症状と改善方法を紹介しています
水やりしてるのに元気がない?|初夏に鉢植えがぐったりする原因
西日は大丈夫?
アフリカンブルーバジルは暑さに強く、真夏の強い日差しにも比較的よく耐えます。
そのため、西日が当たる場所でも育てやすい植物だと思います。
実際、夏に弱りやすい植物が多い中でも、アフリカンブルーバジルは暑さでぐったりしにくく、夏の庭でもかなり頼もしい存在でした。
ただし、鉢植えの場合は注意が必要です。
生育旺盛で葉も多いため、水切れしやすく、真夏は鉢の温度もかなり上がります。
特に、西日+コンクリートの照り返しがある場所では乾燥しやすいので、水切れには注意した方が安心です。
また、日陰でも育たないわけではありませんが、日照不足になると徒長しやすく、花つきも少なくなりやすい印象があります。
しっかり日が当たる場所のほうが、株姿もまとまりやすく感じました。
切り戻しは必要?
アフリカンブルーバジルは生育旺盛なので、夏の間にかなり枝が伸びます。
そのままでも育ちますが、枝が暴れたり、蒸れやすくなったりするので、途中で軽く切り戻しをすると管理しやすくなります。
特に、
- 大きくなりすぎたとき
- 形が崩れてきたとき
- 内側が混み合ってきたとき
は、風通しを良くするように少し整理すると安心です。
普通のバジルのように「収穫のために摘芯する」というより、株姿を整えるための剪定に近いイメージだと思います。
暑さには強いので、夏の間にある程度切り戻しても回復しやすく、しばらくするとまたよく茂ります。
ただ、一度に強く切りすぎるよりは、様子を見ながら少しずつ整えるくらいが育てやすいと感じました。
生育旺盛なアフリカンブルーバジルは、夏前の風通しも大切です。
わが家でも、初夏前は庭全体の蒸れ対策を少しずつ進めています。
👉初夏は蒸れ対策が大事な時期!うちでやっている庭の整理をご紹介しています
春の花が終わったら始める庭の整理|うちの庭で今やっていること
肥料はあげる?
アフリカンブルーバジルは生育旺盛なので、春から秋にかけては肥料があるとよく育ちます。
特に鉢植えは、水やりと一緒に肥料分も流れやすいため、定期的に追肥したほうが株が安定しやすいと思います。
うちでは、植え付け時に元肥を入れ、その後は様子を見ながら液肥や緩効性肥料を少し追加しています。
ただ、肥料をたくさん与えすぎると葉ばかり茂って蒸れやすくなることもあるので、真夏は控えめくらいが安心です。
特に地植えの場合は、もともとの土が良ければ、そこまで頻繁に肥料を与えなくても十分育ちます。
冬越しはどうする?
アフリカンブルーバジルは寒さにはあまり強くなく、霜に当たると傷みやすい植物です。
暖地では冬越しできることもありますが、地域や置き場所によってかなり差があると思います。
- 軒下に移動する
- 強い霜を避ける
- 寒風に当てすぎない
など、少し環境を守ってあげると冬越ししやすくなります。
鉢植えの場合は移動できるので、寒波の時だけ室内へ入れることもできます。
一方、地植えは冬越しが難しくなることもあり、寒さで地上部が傷む場合もあります。
ただ、暖かい地域では春にまた芽吹くこともあるので、すぐに抜かず、暖かくなるまで様子を見るのもおすすめです。
冬越しできた場合は、昨年の枝から新芽が出ることもあります。
一方で、寒さで地上部が傷んだ場合は、春に根元から芽吹くこともあるようです。
昨年うちで育てていたアフリカンブルーバジルは、冬越しで失敗してしまいました。
今年は置き場所も工夫しながら育ててみようと思っています。
👉あまり手を掛けずに育てることができる宿根草はこちらの記事でまとめています
これからお庭に増やしたい宿根草|夏の花壇をラクに保つ選び方
まとめ
アフリカンブルーバジルは、「バジル」という名前から想像していたよりも、ずっと存在感のある植物です。
暑さに強く、夏の庭でもよく茂り、長く花を楽しめます。
その一方で、思った以上に大きく育ったり、冬越しに少しコツが必要だったりと、普通のスイートバジルとは違う点も多く感じました。
鉢植えでも地植えでも育てられますが、植える場所やサイズ感をイメージしておくと管理しやすいと思います。
わが家でもまだ試行錯誤中ですが、今年はブルービーが来てくれることを期待しながら、また育ててみようと思っています。

