春の花壇は、ビオラやチューリップ、ラナンキュラスが咲き乱れてとても華やかです。
見ていると気分も上がって、つい庭に出る回数も増えます。
ところが、春の花が終わると一気に花が少なくなって、なんだか庭がぽっかり空いたように感じることも多いのではないでしょうか。
私自身もこの時期は、暑い夏のメンテナンスのことを考えてしまい、植え替えを躊躇してしまうこともありました。
そんなズボラな私にとって頼りになるのが、季節ごとの植え替えを減らしながら、夏の花壇も自然にカバーしてくれる「宿根草」です。
ここでは、暑い夏でも無理なく管理できて、庭を寂しく見せない宿根草をご紹介します。
まずは、暑さに強く日当たりのよい場所でも元気に育つ宿根草から見ていきましょう。
暑さに強い日向向き宿根草
暑い夏の日向の花壇に取り入れたい宿根草のポイントは3つです。
- 強い日差しに負けない
- 乾燥気味の環境でも育ちやすい
- 手間が少なく管理しやすい
今回ご紹介する宿根草は、暑い夏にも耐えれる人気の宿根草です。
乾燥ぎみの環境を好むので、水やりの心配が不安な方にもおすすめです。
①ルドベキア
夏の主役に選ばれるルドベキアは、暑い夏にぴったりの強めの花色がアクセントです。
次から次へと花がつき、開花期も長いので重宝します。
アンティーク調の花色が人気のルドベキアです。
花後に切り戻すと秋にも開花します。
②ダイアンサス
草丈が低めで横に広がるので、花壇の前景や縁取りにつ買えます。
開花期も秋までと長く、つなぎ役として優秀です。
1cmほどの小さな花がたくさん咲き、カーペット状に広がります。
こぼれ種でも増えるのでグランドカバーに最適です。
③カラミンサ
こんもりと白い花をたくさん咲かせ、長い期間楽しめる人気の宿根草です。
どんな花壇にも合わせやすく、植えっぱなしで毎年楽しめます。
ふんわりと咲く小花と、爽やかなミント系の香りが涼しげな印象を与えます。
また、伸びたら切り戻すと、長期間花が楽しめます。
どれも丈夫で育てやすい宿根草ですが、水はけの悪い場所ではやや弱ることがあります。
植える際は、水がたまりにくい環境や、やや乾き気味の土の方が元気に育ちやすくなります。
また、梅雨時期は蒸れやすくなることがあるので、株間を少しあけて風通しよくしておくと、より安定して夏も元気に育ちやすくなります。
日陰で育てやすい宿根草
日陰を明るくする植物の選び方のポイントは次の3つです。
花よりも「葉」を楽しむ
一日を通して日当たりが悪い日陰では、花が咲きにくくなることがありますが、葉ものを取り入れることで花壇を明るく見せることができます。
葉の色や形、質感を組み合わせることで、日陰でも見ごたえのある花壇をつくることができます。
増えすぎる植物に注意
日陰では環境が安定しやすいため、植物も広がりやすくなります。
気づいたら増えているということもあり、他の植物の成長を阻害することもあるので注意が必要です。
高さとボリュームに注意
日陰は光が少ないため、どうしても視覚的に圧迫感が出てしまいます。
背が高い植物や、ボリュームのある植物を避け、ギュッと詰め込むよりも、少し株間を空けてあげたほうがすっきり見えます。
今回ご紹介するヒューケラ(ツボサンゴ)やホスタ(ギボウシ)は、色や種類が多く、日陰に取り入れやすい植物です。
①ヒューケラ(ツボサンゴ)
ヒューケラは赤や黄色から黒葉まで、豊富な葉色が魅力的です。
コンパクトにまとまるため、寄せ植えや花壇の前景にも使いやすい植物です。
②ホスタ(ギボウシ)
ホスタもヒューケラと同様に、葉色が豊富なうえ、小さなものから大きく育つものまでたくさんの種類があります。
大きく育つ品種は存在感があり、日陰の花壇の主役としても活躍します。
日陰の花壇は「無理に花を増やす」よりも、「葉の組み合わせで雰囲気をつくる」方が自然でまとまりやすくなります。
まとめ(組み合わせの考え方)
今回ご紹介した宿根草は、それぞれ単体でも楽しめますが、組み合わせることで花壇の印象がぐっと良くなります。
例えば、日向の花壇では背の高い植物と低く広がる植物を組み合わせることで立体感が生まれ、自然にまとまりやすくなります。
また、日陰では花を無理に増やすよりも、葉の色や形の違いを活かして組み合わせることで、落ち着いた雰囲気の花壇をつくることができます。
宿根草をきれいに育てるためには、風通しや環境を整えることも大切です。
👉風通しをよくするコツ|こんもりさせないための整え方とポイント
まずは取り入れやすい植物を一つ選んで、楽しみながら少しずつ整えてみてください。
季節ごとに少しずつ変化していくのも、宿根草の楽しみのひとつです。
湿気が増えると雑草や害虫の発生にもつながります。
👉今やるとラクになる雑草対策|庭を整えるコツ

